FX用語解説です。
調整の売りとかっていう調整とは?
為替が動いた時の解説として、よく「調整下落」「調整の売り」「調整が入った」等と当たり前のように言われますが、そもそも調整って何なの?
という所を詰めてみましょう。
調整という言葉が使われるのは、基本的には持っていたポジションを手放す・決算するという意味で使われます。
なので、為替が動いた時に「調整の売りが入りましたね~」と言うのは何が言いたいかというと、例えば下落の局面でこの表現が出た場合、
「下落トレンドが始まって、これから「売り」を注文する人が増える」という下落ではないですね~
という意味が強いワケです。
イベント前に調整はよく見られる
「調整」はイベント前によく見られます。 自分が例えばFXをやっていて、
ドル円が上がると予測して「買い」のポジションを持っていたとします。
明日はイエレン議長の記者会見があって、どちらに転ぶか分からない状況だと怖いですよね。 発言をきっかけにズドーン!と下がるかもしれないワケで。
なので、その前に決算しておこうという時に調整なんて言葉が使われるというワケです。
調整相場は、そんな相場ですよ。 イメージわきましたでしょうか?