THE BINARYの雇用統計5倍キャンペーン
TheBinaryがまた変わったキャンペーンをやるようです。 ※LINEに情報が届いたのでLine@限定の情報かもしれません。
2019年12月6日の22時～23時の1時間の間、RANGE30秒取引が倍率5倍になる
というキャンペーンです。
5倍ってかなり凄い事です。 いくつかの要素があるので落ち着いて考えましょう。
RANGE取引の30秒限定である
RANGE取引とは、一般的なHIGH、LOWを当てる短期取引とほぼ同じで、開始の値から近い一定の幅で終了した時は負けとするという取引ルールです。 例えば高いと予想をして、ほんのちょっと高いだけでは負けとするという事です。
色々な取引方法をまとめた記事はコチラ。こちらにもRANGE取引について書いてあります。
この取引ルールはHighLow.comなど、多くの業者が採用しています。 基本的に倍率が2倍を少し超えるので、トレンド（為替に動き）が出ている時には近い位置で終わらない可能性が高く、人気の取引です。
30秒限定である
ただし、動き方にもよりますが、例えば上昇トレンドの時に、30秒後と90秒後では、90秒後の方が開始の値よりも離れた値を示していそうな事は想像がつきます。
今回の5倍ルールは、30秒取引のみとなっています。
しかし、雇用統計発表22時30分を含む時間帯
雇用統計とは、為替ではアメリカの雇用に関する統計発表の事を指します。 毎月第1金曜日に発表があり、これによって経済状況が明確な数字として出る為、ドル買い・ドル売りに繋がり、為替を大きく動かします。
つまり、22時30分の発表の直前に購入ボタンを押せば、レンジ内で収まずに勝てる可能性は高い！
という要素も織り込み済みのキャンペーンなのです。
倍率が5倍に注目した必勝法
さて、必勝法です。 倍率が5倍ですから雇用統計の発表によって上がるか?下がるか?を予想する必要は全くありません。
必勝法は、HighもLowも取引する。 そうすればどちらかが勝ち、どちらかが負けます。
例えば10,000円で取引すれば、片方は＋40,000円、もう片方が－10,000円となり、一回の取引で30,000円の利益になります。
リスクとしては、
・1回取引ボタンを押して、またさらにボタンを押すのでタイミングのロスはあります。
・レンジ内に収まれば負けてしまいます。
しかし、これらを踏まえても試す価値がある企画と言えるでしょう。 もう二度とやらないかもしれません。
ちなみに雇用統計発表は22時30分～といっても、一つの数字が発表されるわけではなく、
- 平均時給（前年比） (前年比) (11月)
- 平均時給 (前月比) (11月)
- 非農業部門雇用者数 (11月)
- 行動者率 (11月)
- 非農業部門民間雇用者数 (11月)
- 失業率 (11月)
等、様々な統計が発表されるので、例えば大きく下がった後に、失業率が悪くなかったからまた上昇してきたという、大きな動きが10分間くらいは期待できます。
注目度が高い場合は、発表前の22時30分より少し前から「期待で上昇」などの減少もありますがここ最近は大人しい印象なので発表直前の数秒前からの開始がベターです。
THE BAINARYのRANGE取引画面について
RANGE取引を普段しないので、練習でTHEBAINARYでRANGE取引をしてみた所、分かりづらい部分があったので困らないよう補足しておきます。
購入ボタンを押すと、上記のようにオレンジの線と紫の線が1本ずつ表示されます。
まず、約定した値の線が無くなるのでいつもと違い混乱しますが、約定した値は勝敗とは関係ないので判定結果の画面からは無くなります。
同じ理由で、例えばLOWを選択した場合は、上のラインも無くなります。
つまり、オレンジのラインが、紫のラインを超えたら勝ちという事です。
実際の雇用統計前後の動きはどうたったのか
さて、実際に金曜日の雇用統計時の動きはどうだったのか、答え合わせをしてみましょう。
2019年12月6日の22時30分前後のドル円1分足です。 結果は一目瞭然で、雇用統計発表の影響でパーン！と上昇した事が分かります。 これなら発表と同時にHIGHもLOWも両方購入出来れば、30秒後にはLOWで負けたとしても、HIGHで5倍で必ずプラスになる取引が出来たという事になります。 MAXの50,000円で取引すれば30,000円の利益です。
ちなみに、雇用統計の発表が22時30分といっても、30秒取引というシビアな世界なので正確で厳密な時間が気になると思いますが、経験上22時30分ジャストにすぐ動き出すと言ってよいです。 結果を受けての迷いが出る事もありますが、おそらく発表は時間厳守で発表されて、いつも時間のロスがありません。6日も22時30分台のローソク足が大きく動いています（MT4はロンドン時間なので15時30分となっています）
キャンペーンの内容が凄いという事でしたが、雇用統計発表によってこれだけの動きがあったという事も勉強になったと思います。
