リンクスライズ系とは
「系」という、回りくどい書き方をしましたがご指摘を受けて訂正・改編しました。
まず、リンクスライズは、バイナリーオプション向けのインジケーターを販売しているシステム会社の名前です。 リンクスライズ=マルチ商法団体だと思っている人は多く、勘違いしやすいポイントです。
以前は、「リンクスライズリミテッド」という名称でしたが、当時の代表:牧裕晃氏の逮捕により「リンクスライズ」になったようです。
この、リンクスライズが販売しているツール(インジケーター)を使ってマルチ商法の商材としている団体がいくつか存在します。 その一つは「Enshare」という名称だったようです。 「アムウェイ」を広める為の団体が日本にいくつもあるようなものでしょうか。
オプザイルをよりマルチ商法に近づけた方法で勧誘・ツール販売を行っている、新しい集団(ネオ・オプザイル)です。
オプザイルは、どちらかというとUSB商材そのものを販売する事がメインでしたが、リンクスライズ系は、入会金と称してUSBメモリを50万円前後で販売し、会員費として月額15,000円を徴収するという点で、より勧誘を多くすればするほど不労所得が溜まるという、完全にマルチ商法の手法を採用しています。
オプザイルの場合は、勧誘のメリットがあまりなかったのでまだマシでしたが、今回は、より勧誘欲を強める為にシステムが改悪されています。
アムウェイにしろニュースキンは化粧品・日常品でしたが、その後浄水器(カートリッヂ交換で毎月お金がかかる)が流行り、今度はバイナリーオプションのツールが材料となりましたが、月々お金が発生するものではないので、何とか会員費として月額を支払うようにしたのでしょう。
リンクスライズ系はオプザイルと同様、若者向けのリアル充実型
リンクスライズ系の被害という言葉を見かけるようになったので調べてみましたが、オプザイル同様に「投資で儲かっている集団」と見せかけて40人規模のたこ焼き大会を開いたり、アフィリエイトという用語を使ってはいますが言い方を変えれば勧誘をする事をメインと考えているため、やはりマルチ商法の要素が強いです。
リンクスライズに2か月以上所属してるけどただの宗教。
アフィリエイトのモチベーション向上のための集会や、40人規模でたこ焼きパーティー。
人脈が大切だんなんのLINEトークばっかりです。投資で儲けてる人はアフィリエイトで収益出た元本でバイナリーをやってるだけです。
末端の人たちは儲けるどころか、損失ばかりです。50万の返金をしてもらうまで諦めません。
マルチ商法は、ネットワークビジネスで勧誘(紹介)を繋いでいくものなので、売るものは何でもよいのです。
集団でバーベキューをしたり大規模になるとクラブを貸し切りパーティーを開いたり、本格的な所は投資に近いゲームをするのがお約束の場合、野球観戦など、とにかくみんなで遊びに行きます。 その楽しさ・これでリア充の仲間入り出来るという感覚こそが危険の第一歩です。
「金持ち父さん貧乏父さん」の本の話をしたり、ビジネス・費用対効果・不労所得・人脈というような自己啓発セミナー的ワードがよく飛び交うのも特徴です。 大学生にしてみたら知らなかった夢のような世界・ちょっとした憧れの世界のように表面だけ見ていると感じます。
逆に自己啓発セミナーが入り口となって最終的に投資詐欺に合うパターンも今後はあると予想します。
良く飛び交うワードの中には「やたら感謝しがち」というあるあるがあるので、まるで宗教というのはそういう所から来ていると思います。
リンクスライズ系のツールは無料のインジケーターに毛が生えたもの
さて、肝心のリンクスライズ系が販売している投資ツールは、オプザイルのものと変わりません。
「インジケーターを作成して販売する。」 この事自体は世界中で行われており詐欺ではありません。
しかし、FXや株の長い歴史の中で生まれたインジケーターが元となっているので使い方次第では実際に利益を上げる事が出来るかもしれませんが、そもそも50万円もする代物ではありません。
商材データの中身は
MT4・・無料
解説・・無料で攻略法を書いているサイトは沢山あります。
インジケーター・・無料のものをカスタマイズは一応しているが簡単なカスタマイズ
なので、50万円の価値は無いと検証されています。
「もうかる」信じた大学生、53万円支払い…会社を提訴
同様の手口の別の会社が先日訴えられてニュースになっています。
ニュースで取り上げられることもありますが名前を変えてしばらくは続きそうなので今似たような勧誘を受けているなと感じたら注意しましょう。