
MT4でラインを引いたり、表示方法を変えたり・・様々な使い方や設定方法を解説します。
カスタムは自由度が高いのでバイナリーオプション取引をする上でオススメの方法を一例として挙げますので参考にして下さい。
MT4の初期画面を見やすくカスタムする動画解説
バイナリーオプション用のMT4のおすすめ初期カスタムの動画解説です。
一つ新規追加するごとにこの作業をしています。 最後のインジケーターについては例として適当に入れています。
まずは新規通貨ペアを表示させてみよう
まず、MT4を開くと、最初はこのような画面で始まります。
4画面もあり何だか複雑に感じます。 ここから順番に見やすくカスタマイズしていきましょう。
既に4つの通貨ペアが表示されていますが、練習を兼ねて削除と新規追加方法を学びましょう。
まずは、この4画面とも右上の×印で一旦削除します。
そして、一番左上のアイコンをクリックするとまず6種類の通貨ペアが選べます。 これ以外の通貨ペアは、下のForexという所からより多くの通貨ペアを選べました。 ※仕様やバージョンにより異なります。
左上のファイル⇒新規チャート⇒USDJPY を選択しても同じです。
そうして最初に表示されるのがこのような画面です。 見やすくカスタムしていきましょう。
視覚的なカスタム方法
上の画面でもまだ何だかわからないので、見やすいように設定していきます。
- チャートを左から、バー・ローソク足・ラインの3種類に切り替える事が出来ます。真ん中のローソク足を選びましょう。(Alt1~3でもそれぞれ切り替え可)
- 虫眼鏡で拡大・縮小が出来ます。 ₊の方を押して拡大します。(試しに3回押してみましょう)
- 自動スクロールボタンと、チャートの右側をシフト(未来を予想したいので隙間を空ける)ボタンです。 どちらもオンにしておく事をオススメします。
これらの操作は、メニュー>チャートからも操作する事が出来ます。
上で紹介した、視覚的カスタム要素3点を踏まえると、このような表示になります。 アイコンにはありませんが、チャート上で右クリックをすると画像のメニューが表示されます。 グリッド(方眼紙のマス目のようなもの)を選択するとオン・オフ出来ます。 見づらいので、非表示で良いでしょう。
グリッド(G)の右側に、Ctl+Gとあります。これはショートカットキーの事です。
例えばキーボード左下のコントロールボタン(Ctl)+Gで、グリッドのオンオフ切り替えが出来ます。
下の20Aug 05:42等の数字は、8月20日の5:42という意味で、海外の時間になっています。
右の数値はドル円なので、1ドル○○円という意味。 今だと1ドル102.940円という表記になっています。
ファイル⇒新規チャートでさらにAUD/JPY等の別のチャートを新しいタブで表示できますが、設定を1からやらないといけないので、このドラッグで切り替える方法を覚えておきましょう。
スクロールと未来スペースについて
先ほど押しておくと良いとした、スクロールボタンと、右側のスペースボタンについて補足します。
スクロールするというのは、時間が経過するごとに新しいチャート値が右側に生成されるので、放っておくと画面の右側に新しいチャートが表示される事になってしまいます。 ローソク足で例えると、常に最新のローソク足が画面上の同じ位置にあるよう、時間の経過とともに古いローソク足は後ろに移動します。
右側にスペースを作るのはどんなメリットがあるのかというと、FXでもバイナリーオプションでもこの先の未来を予想したい・分析したいのでスペースがあると便利です。
例えば、一目均衡表の雲等、チャートの先を予測するツール(インジケーター)も数多く存在します。
チャート上にラインを引いてみよう
チャート上で、ラインを引いたり文字を表示させたり様々な分析を行う事ができるのもMT4の特徴です。 特にレジサポラインを自分で引く時に利用します。
場所は、赤く囲った部分のアイコンで、左から順に
カーソル、十字カーソル、垂直線の作成、水平線の作成、トレンドラインの作成、平行チャネルの作成、フィボナッチリトレースメントを作成、テキストを作成、テキスト・ラベルを作成、矢印等を表示
というボタンです。 沢山ありますが、実際に使うのはカーソルと、水平線・トレンドラインの作成だけです。
ラインの引き方(使い方)
例えば、水平線の使い方を解説します。 ボタンを一度押す(クリック)すると、カーソルが矢印から図のような形に変わります。 線を一本掴んでいるような状態です。 チャート上でもう一度クリックするとラインが生成されます。
カーソルの形が±のように変わっただけだと、引きたい値に正確に引く事が出来ませんがご安心ください。 その後、ラインをダブルクリックをする事でそのラインが選択された状態になり、カーソルモードで上下に動かすことが出来ます。 この手順が普通なので最初のライン引きに慎重になる必要はありません。
選択された状態のライン上で右クリックを押すとラインのメニューが表示されます。 削除と色の変更はどうすればよいのか?の答えはここにあります。 Horizontal Lineプロパティを選択すると、さらに色・太さや点線での表示など指定できます。
トレンドラインの引き方(使い方)
トレンドラインは、実際に触ってみた方が理解が早いですが、言葉で説明すると、
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- トレンドラインのボタンを押し、再度クリックボタンを押したまま、スライドさせると斜め線のラインが生成されます。 水平線同様、正確に引く必要はありません。
- ダブルクリックをすると白い丸が3点出ます。 トレンドの基準となる点にまずスタートをズラして、反対側で角度調整をしながら、トレンドラインを生成します。 基本はこの2点の操作です。
- 真ん中の白い丸は、ここをつまんで移動すると角度を維持したまま平行移動する事が出来ます。 あまり使用しません。
トレンドラインの使い方は以上です。 引き方は様々ですのでトレンドラインの引き方という記事を参考にして下さい。
トレンドラインの引き方の基本から、自動で引いてくれるインジケーター等をバイナリーオプションの攻略目線で紹介します。
インジケーターを使ってみよう
いよいよ、攻略ツールとも言えるインジケーターの導入です。 どこでエントリーすべきかを教えてくれるサインとなるので、シグナルツール・サインツール等ともいえます。
バイナリーオプション取引用のインジケーターの紹介ページです。インジケーターとは何かからFX専門家が初心者向けに解説。海外のマニアックだけど勝率の高い無料インジケーターのレビュー等
例えば、左下のナビゲーターより、インジケーター⇒トレンド⇒Ichimoku Kinko Hyoを選択して右の画面にドラッグすれば一目均衡表という分析ツールを導入することが出来ます。(その時設定値を選択する画面が出ますがとりあえずデフォルト値でOKを押してください)
同様に、MT4に既に標準で沢山のインジケーターが入っているのでいくつでも取り入れる事が出来ます。 ごちゃごちゃして見づらくなるので慣れている人程、あまり使用しなくなりますが、初心者のうちはどんどん入れて為替の動きと比較してみると独自の攻略法を思いつくかもしれません。
メニューからも挿入は出来ます。 挿入>インジケーター>トレンド>Ichimoku Kinko Hyoを選択する事でも同様です。
MT4に標準でない、独自に開発されたツール等も導入できますので詳しくは
をご覧ください。
また、どんなインジケーターがお勧めなのか?という事に関しても当サイトでおすすめしているインジケーターがありますのでご覧ください。
時間はGMT(グリニッジ標準時)で表示されている
MT4はGMT(グリニッジ標準)という時間で表示されています。(地球は丸いのでどこかを基準にしようと決めた。それがイギリスの英国グリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線(経度0度線)である。)
つまりMT4はロンドン時間で表示されているのですが、日本時間を表示させる事も出来ます。 この場合は、日本人が開発した独自のインジケーターを使います。 JPN_Time_subZero
オリジナルファイルなので、MT4の右の画面にはありません。 追加方法は先ほど紹介したリンクを辿ってみてください。
まとめ
以上がMT4の使いやすいカスタム・設定方法でした。 我流ですが大体このような設定で皆さん使われていると思います。