ドル円が大幅下落で101円にも
ドル円が凄い事になっています。
大きな要因はやはり今世界を脅かす新型コロナウイルス。 イタリアでも被害が拡大し、中国日本だけの話でも無くなってきました。 やはり有事の円買いは今でも有効といった所でしょうか。
その他、原油価格の急落(サウジアラビアが増産姿勢で原油の価格が安くなる動き)等も加わって大きなショックとなっています。
1ドル=100円というキリのよい数字が近いので100円を割る勢いだというのが9日から10日現在にかけての風潮。
その後、新しいニュースとしては、トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染拡大による景気鈍化への対応として、「給与減税」の方針を示した事がきっかけとなり期待により103円まで回復。 100円を割らないよう日銀の方からも対策案が出れば持ち直すかもしれません。
FXで大きな被害が続出
そんな中、FXで大損害を出したという報告が続々届いています。
例えば、俺的ゲーム速報のJIN氏は5,400万円の損失を出したとの事。
110円前後で、「ドル円のロングポジション(上昇すると予想して円をドルに両替して買っている状態)」を保有していた場合、大きな損失を出しているはずです。
105円まで落ちた時に「もうここで手放そう」と損切出来れば損失は少なく済みますが、「ここが底値。これから上がるだろう」という判断をしてしまうとさらに損失を出す結果となり、105円段階で「ここが底値」と判断してしまうのも分かるのでFXは怖いです。
ちなみに上記の動画でJIN氏は105円までの下落で-5400万。 ここで都合よく跳ね返るとは思えないと判断してそれ以上の損失を抑えています。 今観るとそこが一番面白い点です。
バイナリーオプションに大きなリスク無し
バイナリーオプションが流行り始めた頃、FXをやっている方はこんな風に言って叩きました。
- FXは投資で、バイナリーオプションはギャンブルだ
- バイナリーオプションはリスクが高い
- バイナリーオプションはインチキだ
- バイナリーオプションで予測することなど不可能だ
ギャンブルとは何をもってギャンブルなのでしょうか?
負ける確率は低いが負けたら大きいというのもギャンブルです。 例えば丁半博打でもマーチンゲール法を使えば同じような状況を作る事が出来ます。
FXもバイナリーオプションも為替の動きを予測する投資でありギャンブルとも言い換える事が出来るもので変わりはありません。 例えばいかにも健全を装っている「保険」もギャンブルという事が出来ます。
この数日で5,400万円失ったという事は、逆に数日で5,400万円を得る事も出来るとも取れるのでFXに興味の目を向けてみても良いのではないでしょうか?