TPA True Price Action MT4 Indicator(TPAインジケーター)のレビュー
管理人さん

メタトレーダー社の公式マーケットで人気のインジケーターを実際に購入して使ってみました。

使い方を日本語で説明するという意味と実際に利益をあげられるのか?よいインジケーターなのか?を1か月かけてジャッジしていきたいと思います。

TPA True Price Action MT4 Indicatorの情報

TRUE PRICE ACTION

TRUE PRICE ACTION

価格:
150$
ジャンル:
オシレーター系・シグナルツール
評価 4.5
頻度 多め
裁量 必要
推奨環境 5分足、15分足・ドル/円,ユーロ/ドル,ポンド/ドル他
管理人のレビュー
管理人さん
5分足~15足単位で、トレンドの開始と終わり・エントリーポイントの目安を教えてくれる、FXのスキャルピング用のインジケーターは、バイナリーオプションでも十分に活用できます。 FXと違い、決算時間が決められている分、エントリーのタイミングにシビアになる必要があり、サインに従うだけでは勝てませんが、それを踏まえた上での攻略自体は簡単なので初心者向きで使えるインジケーターといえます。

TPAインジケーターとは

無料と有料
TPAインジケーターはメタトレーダー社の公式マーケット(インジケーターが販売されているマーケット)で人気順にすると一番先頭に出てくるインジケーターです。(binary等でフィルターをかけた場合)

情報ブログとしては、このインジケーターは実際に利益をあげられるのか? そして海外製なので使い方を日本語でレクチャーする使命があります。

という事で購入してみました。

世界中の人が公開するバイナリーオプション用インジケーターをダウンロードする方法

TPAインジケーターはどんなインジケーターなのか

TPAインジケーターの説明を翻訳すると以下の通りです。

外国為替TPAインディケーターは、マーケットメーカーの実際の行動を、「遅れた」計算や量の曖昧な解釈などなしに、明らかにします。 TPAインジケーターは、強気筋が弱気筋よりも明らかに強く、その逆の場合は常に信号を表示します。

シグナルは、真の価格アクションを確認するために、閉じたろうそくで常に発生します。インジケーターは再描画されず(異なる結果を伴う再計算は行われません)、遅延もありません。

インジケーターは、マーケットメーカーが市場の方向を変更するたびに信号を生成し、フォローアップ信号をその方向に、しばしば複数のロウソクが並んでいます

百回考えなかったでしょうか:「同じ色のろうそくを次々に取り引きすることができたら」

さて、ここに行きます。これからはできます。

翻訳なので分かりづらいですが、重要なワードは赤文字の所です。 矢印のサインが出たら、その方向へ同じローソク足が並ぶので、その方向へエントリーをすれば勝率が高いというインジケーターという事です。

青字はリペイントが無いという事を表しています。

TPAインジケーターの使用方法まとめ

TPAインジケーターの使用方法を翻訳・解釈してまとめます。 2019年11月29日更新

インジケーターの使用方法の説明(翻訳)

TPAインジケーターは、トレンドトレーダーとスキャルパー向けです。すべてのタイムフレーム、外国為替ペア、金属、商品、インデックスなどで機能します。(翻訳による原文ママ)

バイナリオプションもより収益性が高くなります。

デイトレーダー向けのM5またはM15は、過度のノイズを回避し、外国為替市場の方向性の変化を見逃さないために非常に優れています。

マーケットメーカーが市場の方向を変えた後の早期参入、つまりストップロスが小さくなり、終了までの実行時間が長くなり、再入力アラート機能を使用した取引の規模が拡大します。

TPAインジケーターをインストールすると、このような画面になります。

例えば、Entryのように上向きの矢印が出たら上向きで勝ちやすい状況が続くというサインなので、HIGH狙い。 そして、反対の矢印が出たら終了の合図です。 丸い玉が取引のサインなのでしょうか。


Ascending entries・・昇順エントリ
candle close below dota sign of true price action too・・ローソクドットの下に閉じると、真の価格行動の兆候も。
decending entries・・降順のエントリ

この解説で重要なのは、矢印も丸印も全てエントリーのサインですが、例えば上昇中に丸印が出て、次の足でこの丸印を下回った時が真の取引する時という解釈が出来るという事です。

TPAインジケーターのフィルターについて

さらにフィルターをかける事でサインを厳選する事が出来るとあります。

設定のカスタム

設定のカスタム画面です(MT4>チャート>表示中のインジケーターよりTPA~~を選択)

先ほどのフィルターをかけるというのは、Short-term fillterに対してでしたので、赤い枠で囲った部分をfalseからtrueにします。

これによって、フィルターがかかるという事なので、余計だと思われる矢印が表示されず負けを回避できます。

Long-term fillterというのが、赤い線を表示させるかさせないかというフィルターです。 表示させる分足とtimeframeの時間を合わせます。 (標準では5分になっています。)

インジケーターの設定について翻訳

—–短期的なフィルター設定—

TPAラインを  表示-「TPAライン」を表示

アクティブ  -短期フィルターをオン/オフにします

時間枠-フィルタの時間枠

期間-フィルター期間

Smooth Factor-結果の平滑化係数

—–長期フィルター設定—

アクティブ-長期フィルターをオン/オフにします

時間枠-時間枠のフィルター

—–アラート—————————

矢印で警告-入場信号で警告音

矢印の電子メール-入場時の電子メールメッセージ

矢印の通知-入場時の通知

ドットのアラート-再突入信号でのアラート音

ドットでの電子メール-再入信号での電子メールメッセージ

ドットの 通知-再入信号での通知

– – – ディスプレイの設定 – – – – – – – –

ショー矢印-表示/非表示矢印

まとめ

TPAインジケーターのサインは、トレンドの転換を示唆。 矢印が出たら、その後は矢印の方向へエントリーすべし。

MT4では、5分or15分が推奨。 15分足で使う時は、設定でLong-term fillter を15分に設定。

インジケーターを実際に使って使い方研究

TPAインジケーターをインストールしてみました。 ドル円5分足で表示させています。

移動平均線のような線と、シグナルである矢印、●印の3つが表示されて、アラートも鳴ります。

英語の解説を直訳しても分かりづらかったですが、こうしてみると視覚的に分かりやすいインジケーターです。

赤いライン(ロングフィルター)は期間19の移動平均線とほぼ同じ

TPAインジケーターの正体

早速ですが、赤い線がなんとなく既視感があったので、試しに移動平均線を入れてみました。 ピッタリ一致するわけではありませんが、期間19くらいの移動平均線とほぼほぼ同じ値を示しています。

という事は、この線の使い方としては、線を超えた後の順張りか、抵抗として使うかのどちらかです。 このインジケーターではフィルターと呼んでいるので

線は抵抗なので矢印が出ていても線にぶつかりそうな時は取引をしない

線を超えて、超えた方向へ矢印サインが出た時のみ取引する

というような使い方になります。

強いエントリーポイント

その他、当サイトでの使い方(逆張り)のように、赤い線と同時に反転の矢印も出ている時は勝率が高いはずです。

UOPバイナリーオプションインジケーターとの組み合わせが相性が良い?

UOPバイナリーオプションインジケーターが最強。無料ダウンロード方法他

UOPバイナリーオプションインジケーターについてはコチラ

インジケーター組み合わせ

UOPバイナリーオプションインジケーターとTPAインジケーターは似たようなタイミングでサインを出します。

  • UOPの方が先に出て後からTPAが出ます
  • UOPが出ずにTPAだけが表示されるパターンもあります。

UOPが出た時だけTPAのサイン(矢印)に従って取引をするというのは一つの攻略法となるでしょう。

MT4は5分足で使い、90秒取引がベストか?

MT4の分足

1分足で見て、30秒取引で勝率が上がるというのが(取引回数が多く、すぐに結果が出るので)理想ですが、ノイズの要素が多く、感覚的に揉みあっている間に購入しているような感覚になりインジケーターのサイン通り取引をしても勝率が上がりません。

15分足だと大きすぎるのでやはり5分足で取引をするしかないのかなと思います。

取引する秒数は30秒だと動きが小さく結果が伴わないので90秒~120秒くらいで取引したい所です。

矢印が出た後に、・(ドット)印でエントリー

TPAインジケーターの矢印の出るタイミングは、次のローソク足が出た時でした。

使い方としては、矢印が出た瞬間ではなく、矢印は「今度からこちらの方向へエントリーします」という合図。 ●印(ドットと表現)が出た時にエントリーというのが正しい使い方です。

1か月使った結論

TPAインジケーター

11月1日から1か月間使った結論としては、これを利用する事で十分に安定した勝率を出せるようになるインジケーターだと思います。

使い方は、開発者の解説では「矢印の後は同じ向きのローソク足が続く確率が高い」とあるので、矢印が出た次のローソク足でエントリーという事なのでしょうが、それでは勝てません。

その後、矢印はあくまでもトレンドの始まりのサイン。 その後のドットでエントリーという手法に切り替えた所、勝率が上がりだし、次第に「例えば上の↑の後はHIGHの方向へ向かっているというサイン。 ドットに囚われずにローソク足が下に来たらHIGHという買い方の方が勝てそうな気がする」という方法へシフトチェンジすると、かなり勝率は上がりました。 スキャルピングと違い、約定のタイミングも決まっているのでバイナリーオプションの基本中の基本である、上下に動いている下に来たらHIGH、上に来たらLOWを実践しているだけなのですが、レンジ相場で狙うのと違い、「今は上昇中」というサインがあると取引がしやすいです。

赤い線は移動平均線のように抵抗であり、抵抗を抜けるとその方向へ行きやすいという特徴を頭に入れておくと補助線としてかなり役に立ちます。

移動平均線(SMA)はFX、バイナリーオプション共に最強のインジケーター

この手法は、出金等の面でメリットが大きいが、チャートが平らでドローアウトなのでレンジ相場で狙いづらいという弱点があるHighLow.comで取引が出来るのでオススメです。

HighLow.com(旧ハイローオーストラリア)の詳細情報

作者に問い合わせたら返信が来ました

結論として、独自の方法での使い方を解説しましたが、作者の意図する通りにやりたい方の為に、作者に問い合わせをして正しい設定方法も聞きました。

説明書きに、

Please let us know what asset you trade in what timeframe and we will tell you the most profitable settings.

という一文が太文字であったので、USD/JPY、3min という条件で設定を教えて欲しいと質問を投げてみました。

Hello,

The best way in general to optimize your personal settings for your favorite pairs or instruments, is to study the last 2 or 3 weeks, to learn for the future.

That means to fit TPA to your trading style, times during the day you trade, sessions you trade and your goals.

Please do not trade to many pairs or instruments, because you will get overwhelmed by many reentry signals you could use for put or call.

A good way to observe and learn for later trading is:

Open a M15 AND a M1 chart. M15 to keep the overview of the market, settings TPA Line active, no long term filter, H1 50 second study with 34

The M1 chart (I guess you mean 5 min expiry, when you say “5 min trades”), you start studying with mtf too.

TPA Line active, no long term filter, set to M30, 50, after that M15, 50 and after that M5, 50.

Please get used to checking the steepness of the slope ot the TPA Line, it determines the strength of the trend. What ever setting, what ever timeframe.

Be careful when line flatens out.

Now you compare the direction and the slope on M15 and M1. Look for syncronisation and signals on M1 into the same direction.

There is no magic setting for all pairs, instruments and all market situations.

To get the most out of TPA, everybody should study faster ( 8, 13, 21) settings. And slower (34, 50), one after the other, as mtf of course too.

The more you learn by observing the past happenings, the more you match your trading style for the future.

So please take your time to do that with your traded pair.

Best Regards,

翻訳すると

こんにちは、

お気に入りのペアや楽器の個人設定を最適化するための一般的な最良の方法は、過去2週間または3週間を学習し、将来のために学ぶことです。

つまり、TPAをお客様の取引スタイル、取引時間、取引セッション、および目標に適合させることを意味します。

プットやコールに使用できる多くの再入シグナルに圧倒されるため、多くのペアや楽器と取引しないでください。

後の取引のために観察して学ぶ良い方法は次のとおりです

M15およびM1チャートを開きます。M15は市場の概要を維持し、TPAラインをアクティブに設定し、長期フィルターは使用せず、H1 50秒の研究34

M1チャート(「5分間の取引」と言うと、5分間の有効期限を意味すると思います)、学習を開始しますmtfも使用します。

TPAラインがアクティブ、長期フィルターなし、

M30、50、M15、50、M5、50に設定。TPAラインの勾配の急勾配のチェックに慣れてください。トレンドの強さを決定します。これまでの設定、これまでの時間枠。

ラインが平らになるときは注意してください

ここで、M15とM1の方向と勾配を比較します。同じ方向にM1の同期と信号を探します。

すべてのペア、楽器、すべての市場状況に魔法のような設定はありません。

TPAを最大限に活用するには、誰もがより高速な設定(8、13、21)を学習する必要があります。遅い(34、50)、次々に、もちろんmtfとしても。

過去の出来事を観察することで学ぶほど、将来の取引スタイルと一致します。

それで、あなたのトレードされたペアでそれをするためにあなたの時間をかけてください。

宜しくお願いします、

となります。

今までのインジケーター購入等の経験から、最初の方の2週間~3週間というのは2~3週間使って感覚を覚えろという意味では無く、リペイントが無いので2~3週間遡って勝率が良い通貨ペアを探そうという意味だと思われます。

やり方としては、かみ砕くと設定はこのままで良いので

・15分足と1分足で表示させてどちらも同じ方向へ向いている時が取引ポイント(15分足で方向確認、上昇中なら1分足でも上昇中のみ狙う)

・レンジ相場はスルーする

というフィルターをかける事が出来るとの事です。 M15とM1のくだりは、M5でどちらも賄えると思いますが、製作者の通りに取引してみたい方はM15を確認しながらM1で取引をするという手法も試してみましょう。

管理人は結局買ったのか?

無料なら大絶賛ですが、有料なのでそのコストに見合ったインジケーターなのか?というと疑問は残ります。 実際に管理人は1か月の使用期間のみで永久版を購入しようとは思いませんでした。 これなら無料のインジケーターで十分というのが率直な感想です。 でも何かに頼りたいという方にしてみれば、150ドル(16,000円くらい)は高いわけではないので試してみる価値はあると思います。