
バイナリーオプションのギャンブル性についてつぶやいてみようと思います。
バイナリーオプションはお金が増える事も減る事もある。 1瞬にして購入した金額が運営元の物になる事もあるのでギャンブルのようなものだという意見が多く、日本では規制があり大幅なルール変更がありました。
もちろん賭けの要素があるのでギャンブル性はあります。 バイナリーオプションで1回購入した時に当たった時は、「勝ち」という表現が伝わりやすいですし、1回の購入も「勝負」といった方が伝わりやすいです。
しかし、バイナリーオプションがFX等と比べて、ただのギャンブルだというのには強く物申したいです。
バイナリーオプションのギャンブル性は凄く低い
バイナリーオプションはギャンブルか?否か?はどうでもよく、今回の記事で何が言いたいのかというと、バイナリーオプションの持つギャンブル性は凄く低いという事です。
ギャンブル性があるかどうかの基準は2点です。
- 運による所が大きいか低いか
- 射幸心を煽られる要素が大きいか低いか
射幸心というのは、1回当たった時の幸福感・快感を得たいという気持ちです。 なので1発当たった時の快感がどのくらいあるかどうか? がポイントになります。
FXと比較して運の要素が強いか否か
バイナリーオプションもFXも為替の未来を予測するものです。 株等も含めて、絶対の無い世界ですからギャンブル性は実はどれにもあります。 投資で失敗したから借金を抱えたという話があるように、投資は基本的にギャンブルです。
予測の要素があるか否かという点で、素人が「数分後を予測するなんて無理」と決めつけてマウンティングしているだけなので非常にみっともない意見です。
何故なら、実際に予測は出来るので自ら「やった事も無いのに口を出しています」「勉強不足で勝てないから負け惜しみで言っています」と無知を宣伝しているからです。
このテーマについては、「バイナリーオプション=1分足=ノイズだから丁半博打なのか?」でも記事にしたので詳しくご覧ください。
バイナリーオプション(1分足)はノイズだからギャンブルだ、予測不能だという意見に対する反論の記事です。
ギャンブルの魅力とは射幸心
また、個人的にはギャンブル性が高い低いとは、射幸心をいかに煽られるか?だと思っています。
- 確率の少ない大当たりが存在し、当たった時の快感が強烈。 例)1回1000円で、一気に100万円に!!
- 殆どがハズレなのでハズレの記憶はあまり残らず、1発の大きい快感の記憶が脳に残り、またその快感を求めてやりたくなる(中毒性)。
- 例え50回ハズレても、当たれば元が取れるので今までのハズれを取り戻すためにもまたお金をつぎ込んでしまう。
- 負けたお金が惜しいという事もあるが、「この気持ちでやめられない。スッキリして終わりたい」という心理状況になる
このような要素がギャンブルの本来の魅力です。
単純な丁半博打よりも、パチンコや携帯のガチャゲームが人気なのが良い例です。
ギャンブルの「魅力」がバイナリーオプションにあるのか
バイナリーオプションはこれらに当てはまるでしょうか?
- 100回に1回くらいしか当たらず・・いいえ、逆です。バイナリーオプションは勝つ確率の方が高いです。
- ハズレた時に「悔しい・・!もう一回!」と思う気持ちはギャンブル性の要素として存在しますが、勝って当たり前なので「当たり」の快感は少ないです。
- 1発当たれば元が取れる・・いえ、バイナリーオプションは1発逆転の要素が低いです。 大きな額で購入すれば理論上「1発で負けを取り戻せる」という要素はありますが、上限金額が50,000円程度に設定されているのです。
- どのサイトも共通して当たった時の演出が地味すぎる・・というのも特徴。 いつの間にか「あれ、残高増えてる。さっきの当たったのかな?」みたいなサイトもあります。
とにかくギャンブルの「魅力」の要素がいちいち薄いのが特徴です。 わざとなのか?それとも海外業者だからか? もっと射幸心を煽れば運営が儲かりそうなのに。と不思議に思ったのが実はこの記事を書こうと思ったきっかけなくらいです。
そもそも、倍率と勝率を考えればバイナリーオプションは10万円の資金が1ヶ月で15万円になっていた。
というような性質のものなので、やはり一攫千金が基本のギャンブルではありません。
逆にバイナリーオプションにギャンブルのような楽しみを求めるのであれば例えば10万円入金して1度に5万円ずつ使うなど、小刻みに勝率を重ねるのではなく2回勝負!などと決めれば1回の取引に熱くなれるでしょう。
バイナリーオプションは「貯金通帳のお金が増えていくのを眺めるのが好きだ」って方に向いてると思います。
なのでやはり性質的には真逆です。 あなたの周りでもし「バイナリーオプションはギャンブルだ」という方がいらっしゃいましたらこのURLをそっと送信してあげましょう。