FX用語解説シリーズ。 今日は”スプレッドとは?”
スプレッドとは?
スプレッドは、業者の手数料みたいなものです。
例えば、上の画像はFXでのドル円購入画面。
買う時は、1ドル109.102円で買えて、
売る時は、1ドル109.099円で売れる
となっています。 0.003円の差がありますよね? これがスプレッドです。
カッコよく言えば買う時と売る時の「差」の大きさを示す数値ですね。 そういや海外旅行に行って「両替(エクスチェンジ)」する時も円をドルに替えてまたすぐ、ドルを円に戻したら損しますよね。 それが一番分かりやすいかも。
中央にSP=0.3とあるのがスプレッド=0.3銭という意味です。
これは取り引きする業者や為替の動きによって変わってきます(大きく動いている時は自動でSPが大きくなったり)
スプレッドが0だったら?
FX業者なんて、実際にドルを買ったりしているわけじゃないだろ、ギャンブルの大元みたいに客の損失で儲かってるんだろ、セコく手数料取ってんじゃないよっていう話もありますが、このスプレッドが0だったらどうでしょうか?
少しでも上昇トレンドの時は、買って売ってを連打する事で利益を上げやすくなりますよね。何かもう予想関係なく違った攻略法が出来そうじゃないですか? 分かんないですけど、”スプレッド”をイメージしやすくするのに良いかなと思って。 要はスプレッドがあるから買った直後に売ると損するからそれが封じられているという面がありますよって事。
実際こういう手法をスキャルピングと呼ぶのですが、0.003円のスプレッドがある事である程度動かないと元さえ取れないので難しくなります。 このくらいのバランスがちょうどよいのではないでしょうか。
原則固定とは?
スプレッドの事を掘り下げると、原則固定という言葉が出てきます。 先ほどちょっと触れましたが為替の変動が大きい時はスプレッドも自動で判断して大きくなるという場合があるのに対し、「原則固定」の場合はスプレッドが固定ですよって事ですね。 これも業者によって異なりますし、キャンぺーンによっても異なるようです。
ハイローオーストラリアのスプレッドって?
ここまでFXの話でしたが、スプレッドとは何なのか?は分かりましたよね。
バイナリーオプションでもたまに出てきますが意味が分かればなんとなく分かるはずです。 例えばハイローオーストラリアの場合は取り引きの種類に「スプレッド」という言葉があるものがあります。
「HighLow」という取り引きと、「HighLowスプレッド」の2種類があるわけですが、
HighLowスプレッドの画面はこう。 もうお分かりですね。
ハイローオーストラリアの「HighLow」のルールは、「購入した時点の値よりも締め切りの時間は高いか? 低いか?」というものですが、これにはスプレッドの分、高く(低く)ならないと勝ちにならないというワケです。
その分、ペイアウト率が2倍と高くなっています。
これは、TheBinaryなら「レンジ」という取り引きだったり名前は違えどよくあるパターンのサービスです。
スプレッドまとめ
という事で、購入した値から前後0.0003円くらい(業者により異なる)の差の大きさの事をスプレッドというわけでした(こう書くと分かりづらい・・?)