
バイナリーオプションのサービスが開始した当時は、目押しで攻略する方法が流行りました。
業者で対策が練られて現在は祝日等の閑散相場で条件が揃えばあり得るかもしれないという程度のものになりましたが、歴史の記録として残しておきます。
目押し攻略とは
「目押し」というのはパチスロ等でタイミングを合わせてボタンを押す攻略法として知られています。
MT4などで分析をするでもなく、ただバイナリーオプションの画面だけを見て、前後するチャートを目で追いながらタイミングよく「押す」というゲームに近い攻略法です。
レンジ相場の時を狙ってバイナリーオプションの短期取引の60秒を使います。
バイナリーオプションの短期取引(60seconds)は、買った瞬間のレートよりも60秒後に高いか?低いか?
なので、上下に波打つチャートの場合、波が下に来た瞬間にHIGHを買う事が出来れば、「それよりも上」である確率はかなり高いといえます。
これで実際に昔は勝てたのです。
目押し攻略のコツ・厳密なやり方
さて、実際に今日のチャートでいいのを見つけました。 このように「尖っていないつらら型」になっていてレートが安定している銘柄を探します。 あったらラッキーです。 今日の10時頃の「EUR/USD」で発見しました。
ポイントは、
・レートが安定している。上昇中の方が外しても勝つ確率が高いので良いが、こういうレンジ相場の時の方がこの形になりやすく、この形で持続しがちなのでやっぱりこの形がベスト。
・つららの先が四角いのが多く出現している状態。尖ってないのが沢山ある。 これが最重要です。
これは×です。 前半にちょっとだけ尖っていないのが見えたり、レートも安定気味ですが尖っている「つらら」が多いのでダメ。同じ時間の「GBP/USD」です。
では、先ほどの「EUR/USD」で実践してみましょう。
・短期取引の60秒(このサイトでは60secondsの60秒)で、
・HIGHのボタン
・金額
をセットして「取引を開始する」の所にカーソルを当ててタイミングを待ちます・・
待ちます・・
待ちます・・
落ちた瞬間押してはいけません
ボタンを押したタイミングよりも約定が少しだけズレるからです。
0.5秒に1コマくらい進むのですが、次のコマが確定ポジションといった感覚です。 ズレると当然跳ね上がった上の位置からスタートになります。
先ほどの続きです。 この角度では下にポジションが取れませんでした。
じゃあいつ押すか? 下にカクっと来たときに0.5秒だけ待ち、次の一歩も同じポジションで進んだ瞬間・・この瞬間にカチっと押します。
見事、次の瞬間からスタートできました。 先が四角いのが連続しているチャートを探す理由は、このように、また下の位置で留まってくれる事が多いからです。 ちなみに購入確定の画面と、購入前の画面では、チャートがちょっとだけぎゅっと縮まります。 (上の画像と見比べてみてください)それでちょっとズレるのかもしれません。
結果は、この通り。 ドローになる事もありますが、「この位置で買えれば絶対負けなさそうー」というのは分かりますよね。
リアルタイムの結果です。 14戦9勝3敗2引 でした。 最初このチャートを見つけた時に「これはやりやすい!」と調子乗って5000円使ってしまっているのが反省ポイントですが良いチャートでした。
有効なのは取引量の少ない時間帯。ズバリ、午前中!
このようなチャートが発動するのは、取引量が少ない時です。 簡単に言えば日本時間でいう午前中は取引量が少ないので狙い目。 特に8:30頃のEUR/USDが一番狙い目。
後は、日本が祝日で市場が開いていなくても取引が出来るようにヨーロッパなどの祝日はウハウハでした。
業者が行った3つの対策
冒頭で触れましたが、目押し攻略に業者が対策を打ち出して現在に至ります。
つまり、逆を言えば当サイトで初期のころから発信していた目押し攻略は正しかったとも言えます。
約定までの時間差が遅くなった
まずすぐに変わったのが、約定のスピードが時間によっては異常に遅くなったという変化が現れました。
勝ちすぎると遅くなるという情報まで当時は飛び交っていました。 これによって業者によって約定スピードが早い方が人が集まるという傾向になり一時期は業者の評価に約定スピードという項目があったほど。
これはクレームがおそらく多かったのか最近は落ち着いてきました。
チャートの仕様が変わった
しばらくすると、チャートの仕様が変わり目押しはやりづらくなりました。初期の頃は取引が少ない時はブロックのような同じ値を示す事の多かったのですが具体的に何がどう変わったのかよく分かりませんが、何故か勝てなくなったのです。
ただ、ここには穴があって、祝日や年末年始等、市場参加者が少ないけど営業をしている時は時々目に見えて攻略がしやすい時があります。 基本的にはそういう営業日は平日でも臨時で休むという業者が多いですがたまに忘れているのか?開きっぱなしの時があるのでこういう時にこれらの知識は使えます。
ハイローオーストラリアは、ドローをアウトにした
時期的には後の方なので直接的な目押し攻略対策ではないかもしれませんが、ハイローオーストラリアはドローだとアウトという思い切った設定になりました。 根本的に閑散相場でのイレギュラー(一時的に動く事がある)を利用して勝つ事は許さない。為替の動きを予測してください。 というスタンスです。
まとめ
以上がバイナリーオプション攻略の歴史の1ページを刻む「目押し攻略」の概要でした。
ポイントはハイローオーストラリア以外の業者は今でも祝日など特別な日にはチャンスがあるという点です。
掛け持ち自体メリットがありますので、ハイローオーストラリアしかやった事ないという方は別の業者も試してみてはいかがでしょうか