
国内・海外問わず、バイナリーオプションで攻略なんて出来るの? どうやってやるの?
という初心者の方にオススメの攻略記事です。
レンジ相場という相場の動きが実際にあり、どう攻略するのかという考え方をまとめました。
レンジ相場とは
レンジ相場とは、上昇も下落もしていない相場の事です。
為替相場は市場の売買によって上がったり下がったりするので、上がったら下がって、下がったら上がるの繰り返しになります。
上がったら下がる・下がったら上がるのでれば、
- 上がったらLOWを買う
- 下がったらHIGHを買う
という取引方法で、バイナリーオプションは勝つ事が出来るのではないか?というのがレンジ相場攻略の基本的な考え方です。 誰もが最初に学ぶ(すぐに思いつくのでネットで攻略法として紹介されやすい)方法です。
向かってきた方向と逆方向へ買うので、逆張りと言われています。
しかし、ここまでの説明だけだとまだ全然勝てません。上の画像、いかにも簡単そうに描いていますが、
実際の相場では、例えば赤い丸印でHIGHを買って負けてしまうという事がよくあります。
レンジ相場で勝率を上げるためにどんな方法があるかご紹介します。
たまに「レンジ相場ってどうやって見分けるの?」という質問を受けます。
上昇下落トレンド・レンジ相場は、MT4などで見たまま判断するだけです。 上がっていれば上昇トレンドですし、下落していれば下落トレンドです。
また、時間足によって異なるので混乱される方もいらっしゃいますが、例え1分足であっても上昇トレンド・下落トレンド・レンジ相場に分類する事は出来ます。
FXをされている方には、5分足での上昇なんてトレンドとは言わないという方もいらっしゃいます。
例えば、日銀黒田総裁発言で円安傾向にある(ドル円が上昇トレンド)としても、1分足単位で見ると下落している場合があります。 ファンダメンタルズ的には上昇トレンドだから、この下落に関しては一時的なものだから無視・気にしない・トレンドとは思わないというのは正しいです。
しかし、30秒~取引が出来るバイナリーオプションの場合は、例えば総裁発言でみんなが一斉に買い過ぎたから、今調整で売られているというのもれっきとしたファンダメンタルズ的な理由で下落トレンド中と言えます。
ですから、あまり分足に囚われずに解説を読み進めて下さい。
取引する値をラインを引いて決める
先ほどから例に出している相場、実際にリアルタイムで取引すると、「どこまで上がったらLOWを買ってよいのか」「どこまで下がったらHIGHを買ってよいのか」が分かりづらいです。
「上がったら」「下がったら」という曖昧な基準では無く、一定の値に達したら取引をするというラインを引いておくと勝率は高まります。
取引回数は減りますが負けのリスクを大幅に減らす事が出来ます。
この場合は、ラインをどこに設定するか? が鍵になってきます。 基本的には最高値と最安値で引くのが安全です。
レンジ相場を厳選する
今までずっと例に挙げてきたレンジ相場は取引するには難しい相場でしたが、こんな相場だったらいかがでしょうか? こちらも実際の相場です。
下ヒゲが長いので下に落ちようとすると反発が強いという状況です(参考:ローソク足とは)
下がったらHIGHを買うという事を繰り返せば利益が出る状況です。
つまり、レンジ相場の中でも勝てそうなレンジ相場を厳選する事が大事な点で、むやみに取引をしないようにしましょう。
インジケーターを利用する
今までは、取引するレンジ相場か自分で判断し、どこまでの値に達したら取引をするかも自分で判断するよう紹介しました。
MT4を使ったインジケーターにこれらを判断してくれるものはございます。(インジケーターについてはコチラ)
その代表なのがボリンジャーバンドというインジケーターです。 ボリンジャーバンドなら、視覚的に枠線が綺麗な平行になっているかパっと見で分かりやすく、
バンドにタッチしたら取引をする
という明確なルールがあります。 バンドも平行線ではなく相場に応じて臨機応変に形を変える為(そのせいで負ける事も多いですが・・)、初心者にはとても分かりやすい、正にバイナリーオプションレンジ攻略専用インジケーターというわけです。
ボリンジャーバンドだけで勝てるかというとそれだけではまだ不十分ですが、レンジ相場攻略に関しては一つの目安となるインジケーターである事は間違いありません。